NACのブログ

NeurodivergentsAnonymousCircle(NAC)のブログです。

#8 おれど会:できないことを受け入れ、周囲に頼る

語り手の特性
・不安を感じやすく、不安が強い状況では発声が困難になる
臨機応変な対応をすることが苦手
・過去のトラウマにより、それを想起させる状況で混乱してしまうことがある
 
困りごと・経験
・苦手な状況とそうでない状況でのギャップが大きいため、自分自身の振れ幅に対処しきれず、「本当にできないのか、甘えではないのか」という思考に陥ってしまう
・事前にイメージがつかない状況で適切に行動することができない
 
対策として行っていることと、その問題点
・発声が困難な場面では、無理に声でコミュニケーションをとろうとせず、筆談や手話など他の手段を用いる
→あまりにも不安が強いと、身体の動作も制限されることがある
 →はい/いいえで答えられる質問だと、そのような状況でも比較的意思表示ができるので、事情を知っている親しい友人などにはお願いしている
 
・事前にイメージトレーニングをし、行動のパターンを考えておく
→見通しを持つこともあまり得意ではなく、イメージが外れることも多い
→「また失敗するだろう」という悲観的なイメージに囚われてしまうこともある
 
・「できないことがある」ということを受容する
→これが結構難しい
 
・ひとりで全てに対処しようとせず、カウンセリングに通う・周囲に事情を説明するなどする

 

 

研究成果は以上です。