NACのブログ

NeurodivergentsAnonymousCircle(NAC)のブログです。

#1 自己紹介

記事をご覧の皆様、はじめまして!

 

このブログは、筑波大学の一般学生団体(公認サークル)「Neurodivergents Anonymous Circle」が運営しております。今回は記事初投稿ということで、当ブログとNACについて紹介させていただきます。

 

1.Neurodivergents Anonymous Circleとは?
Neurodivergents Anonymous Circle(以下、NAC)は、筑波大学の学生による自助グループ・当事者団体です。
2022年1月現在、23人の学生が所属しています。
団体名には、Neurodivergents=「ニューロダイバーシティを持つ者たちの」、Anonymous=「匿名による(自助グループ)」、Circle=「サークル(学生団体)」という意味があります。

 

ニューロダイバーシティ(神経多様性/神経学的多様性)」とは、90年代末にある自閉症者によって生み出され、その後の欧米における自閉症者の当事者運動や社会学の領域で主に扱われてきた概念です。発達障害やその他の精神障害などの神経由来の差異を、能力の欠損や病理として捉えるのではなく、生物学的な多様性における正常な類型の1つと位置づけます。

 

自助グループ」とは、日常生活・社会生活上に何らかの困難を抱える当事者が、同様の悩みを持つ人々と互いに支え合い、その困難さを乗り越えることを目的とした集まりです。1930年代にアメリカで設立されたアルコール依存症者たちによる「Alcoholics Anonymous」を端緒として、今日に至るまで、世界中の国々で、様々な当事者による自助グループが設立されてきた歴史を持ちます。「〜Anonymous」という団体名を掲げ、匿名による活動を主としているのが特徴です。設立は2019年秋頃、まだまだ日の浅い団体です。

 

現在は、Slackによる情報共有や雑談、対面や音声会議によるミーティングや当事者研究、作業会、その他メンバーの自由な交流といった活動を行っております。

 

2.このブログでは何が読めるの?
当ブログでは、NACの活動内容やメンバーが共有したい「生きづらさ」に関する情報などを投稿していく予定です。
似た困りごとを持つサークル外の方にも情報を伝えることと、NACの活動内容をアーカイブすることを目的としています。また、読者の方々からの情報もお待ちしております。

投稿頻度は不定期ですが、できる限り多くの情報を共有していければと思います。

 

これからブログを内容豊富なものにしていけるよう頑張ります!
ぜひご愛読よろしくお願いします。

 

参考文献
村中直人(2020)ニューロダイバーシティの教科書.金子書房.

自助グループ | e-ヘルスネット(厚生労働省)